円高の封じ込めに作用した大規模な円売りを行った「謎の投資家」の動きについて、ある金融機関は、今後のドル高に転じるための「きっかけが奪われた」と話す。市場では、相場が大きく一方向に傾いてもその動きは長続きせず、むしろ反対方向への反発力になることが少なくない。
円高局面での大量の円売りがなければ、ドルがさらに下落して100円割れとなり、むしろ次のドル高に転じるための「反発エネルギー」にもなり得るはずだった、という見方だ。「謎の投資家」が円高の進行局面で行った大量の反対売買で、本来なら消化されるべき大量のドル売り需要が積み残ったとみられている。
為替市場では10月に向けた米国での量的金融緩和の縮小とその後の次の利上げを見込んで、ドル高/円安の相場環境は広がる方向にある。しかし、実際にはドルの上値は重く、年初来高値である105円はいまだ遠い。一方、市場の一部には、101円に接近すれば防戦の円売りが入りかねないとの警戒感が出ており、投機筋も円高方向に仕掛けにくくなっているといい、こう着感を強める一因となっている。
一般に円相場の変動が小さければ、輸出入企業などの経営は安定する。景気変動リスクの低下は政府も歓迎だ。しかし、投機筋を「締め出すことは一時しのぎにすぎず、むしろ市場の活力を奪う」(金融機関)。敵視されることの多い投機筋だが、彼らがドル/円を売買することで市場の流動性はさらに増し、企業などの実需取引もスムーズになる。それとは逆に、不自然な相場形成で市場にゆがみが生じれば、覿箸砲箸辰討眤之發箸覆蠅ねない。
準公的金融機関が関与する「官製相場」に嫌気がさし、ヘッジファンドなどが円の取引を避けるようになるようであれば、将来に禍根を残しかねない。と同時に、円高抑制が円安を抑える、という皮肉なパラドクックスが現実になる可能性もある。
(平田紀之 基太村真司 編集:伊賀大記)
何と戦ってるんだよ!
「101円で介入するよう指示している」と公表してたよなw
円高誘導で嫌がらせしているのさ。
民主時代に尖閣問題で中国とトラブった時、本来なら円は売られるはずなのに、何故か円高になった。
経済戦争を吹っかけられたんだよ。
円高誘導仕掛けてるのは、ユダヤ金融というより中国なんだな。
あの時はザマミロの気分だったね。
上半期は、経常収支赤字だからな、
さらに円高が進むと考えて記事を書くこと自体馬鹿なんだよ
トレーダーのひとり 投機筋 「国内投資家」 ある準公的機関
市場筋 (金融機関) (大手銀関係者) ある金融機関 「謎の投資家」
あのさぁ…UFOやらエイリアンやら政府の陰謀専門のオカルトニュースサイトの方が
もうちょっと具体的な名称出すぜ?
実際にやってることは市場のあらゆる分野に介入していく大きな政府政策なんだよな
いま財務官僚にとっては過去数十年のうちで最も居心地がよいだろうね
この先貧富の格差が広がって、アベノミクス批判が出てきても
その矛先は政治家に向かうだけだし
日銀追加の緩和政策をするしかないな
負投資家 失敗したのは市場が通常では考えられない方に動いたからであると考える
日本が為替と株に対して断続的に介入するのは容易に予想できたはず
初心を忘れずにいるのは難しいものだ